居眠りは病気?眠気を誘う3つの疾患

居眠り男

居眠りは誰もが一度は経験があるような日常的なこと。でも、その居眠りが止まらないのは、もしかしたら病気の影響かもしれません。

普段ありがちな居眠りは睡眠不足や疲れなどから起こるものですが、病的な要因によって、強烈な眠気が襲うことがあります。単純な睡眠時間の不足の場合もあれば、いくら寝ても眠くなる場合や、脳機能の影響も考えられます。

居眠りをすると、やる気がないとか、体調管理ができないなどの評価を受けやすくなります。居眠りそのものの病気というよりも、何らかの原因で居眠りという症状が出ているのかもしれません。

最近、居眠りが続いて辛いなぁ…と感じている方は、一度病院でチェックされてみてはいかがでしょうか?
眠気を誘う3つの疾患から、自分の居眠りが病気の可能性がないか探ってみましょう。

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1.居眠りの病気?「ナルコプレシー」

居眠り男

ナルコプレシーという病気をご存知でしょうか?

日中に強い眠気が起こり、居眠りというよりも意識消失するような発作が起こる睡眠障害です。居眠りは身体が必要を感じて、強制的に活動を止めてしまうものです。しかし、ナルコプレシーの場合は、オレキシンという脳神経細胞が欠乏しているのではないかと言われています。また遺伝的な要因も大きいようです。

ナルコプレシーは居眠りだけを注目されやすいのですが、他にもレム睡眠関連症状や情動性脱力発作などを伴う病気です。寝入りばなにリアルな幻覚を見たり、興奮すると力が入らなくなったり、ひどい場合は興奮してそのままばったり倒れてしまうような発作が起こります。

ナルコプレシーの症状はこのようなものです。

  • 強い眠気による居眠りが最低でも3か月の間、ほぼ毎日起こる
  • 寝ようとすると幻覚や金縛りなどが頻繁に起こる。
  • 異常に興奮してしまう。興奮時に脱力感がある容

もちろん症状の出方には個人差がありますが、病院によっては居眠りだけで「ナルコプレシー」と診断される場合も多いようです。低血糖症状による意識の消失などナルコプレシーと誤診される場合もあり、精神疾患同様、診断基準もあいまいな部分が多いものです。できるだけ専門医の診断を受けるようにしましょう。

オレキシンの欠乏というのも一つの予測でしかなく、ナルコプレシーの原因ははっきりしていません。

居眠りの病気として知られるようになりましたが、その治療法は生活習慣の改善が第一となります。
投薬での治療の場合、現在、認可されている薬は向精神薬のリタリンなどで中毒性があり副作用も多く出ます。肝臓などの負担も大きいものです。

居眠りが病気であっても、もう一度日々の生活の見直しから始めましょう。

2.睡眠時無呼吸症候群による居眠り

居眠りをする多くの場合は、睡眠不足や疲れによるものです。
寝不足の時に単純作業をすれば眠くなりますし、学生であればプールの後の午後の授業は居眠りしない方が難しいかも…。

睡眠時間をたっぷりとっているのに、いつも眠い、すぐ居眠りをしてしまう人は、睡眠の質が悪いせいかもしれません。
睡眠障害による病気であれば、日中眠くなり、居眠りしたくなるのも仕方がありません。

人間の身体は、睡眠によって疲れや病気からから回復させ、日々の健康を保っています。睡眠障害があれば、健康を維持できないため、日中の居眠りによってカバーしようとするのです。

睡眠障害の中でも、気づきにくいのが睡眠時無呼吸症候群という病気です。自分が眠っている時に無呼吸の状態が頻繁にでる病気のため、周囲に指摘されなければわからないのです。

睡眠時間をとっているのに、朝頭痛がする、いつも眠い、身体がだるい、朝から居眠りをする…という症状があれば、睡眠時無呼吸症候群の可能性も。居眠りする病気ではなく、睡眠そのものの障害ですから早めの対策が必要です。

家族からいびきがうるさいと言われたことがある人は、一度病院で診察を受けるようにしましょう。治療法としては、内科的、外科的な治療や、マウスピースでの治療が一般的です。

3.低血糖症状による居眠り

低血糖症状による居眠りは、糖尿病の方や糖尿病予備軍に多く現れます。病気そのものというよりも二次的な症状です。

居眠りというのは、身体を休息させたり、脳の活動を低下する必要があると判断されたときに起こります。
脳は血中の糖をエネルギーとして働きます。血糖値が不安定になり、低血糖状態になると脳へのエネルギーが確保できなくなります。そのため、脳は強烈な眠気を起こし、居眠りをすることで脳の活動を低下させようとします。低血糖によって脳にエネルギーが届かない事は、生命の危険を意味します。そのため、かなり強烈な眠気になるのです。

低血糖症状は、糖尿病で、特にインスリン注射などの治療中の人に起こりやすいものと言われてきました。しかし、糖尿病に限らず、甘いものを継続的に食べることで、インスリン分泌が高くなり、血糖値が下がりやすい人がいることもわかってきました。これは機能性低血糖症と呼ばれる病気であり、日常的な生活の見直しが必要です。

普段から炭水化物に偏った食事や、甘いものが好きな人、糖尿病の遺伝傾向がある人は、血糖値不安定ではないかを一度調べることをお勧めします。糖尿病診断は3時間の検査ですが、低血糖症状の検査は5時間の検査が有効だと言われています。

まとめ

居眠りがひどいと社会的な評価が下がってしまいますよね。病気だと診断されても、すぐに治るような治療法はありません。基本的には、日常の生活習慣を見直し、まずは睡眠の質の向上をはかるようにしましょう。

居眠りが病気じゃないかな?と考えるとき、まずは内科へ相談してみてはいかがでしょうか?血糖値や高血圧の改善によって、睡眠の質が変わる場合もあります。

居眠りが病気に発展するまでには、ストレスなども大きく影響します。疲れは貯めこまず、日々リラックスした時間を過ごしたいものですね。

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