寝たいのに眠れない不眠症に効く3種の漢方とその効果

漢方

健康的な人の場合、朝は自然に目覚め、夜は自然に眠くなり眠るというリズムが備わっています。そういったリズムがある要因から崩れてしまい、寝付けなくなったり、寝てもすぐに起きてしまったり、朝早く目覚めてしまう、という症状が不眠症です。

不眠症を患った場合、医師の指導のもと睡眠薬を服用しますが、不眠症というのは別の要因(病気・疾病)から不眠に陥っているケースが多いことから、その根本の要因を治していくという観点から漢方を用いることも多いです。

不眠症の治療に漢方のみ使用する場合、または睡眠薬と併用して漢方を使用するなど、症状の深刻度やタイプによって使われ方は異なるようです。

以下で、不眠症とは何か、またどのような漢方薬が不眠症に処方されるかを見ていきましょう。

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継続的に眠れないことを指す不眠症の症状とその原因

満月の夜

まず、不眠症とはどういった症状のことを指すかを見ていきましょう。

寝たくても眠れない、という経験は誰もが何度か経験したことがあることだと思います。しかし、それは旅行前、テスト前などいつもと違う状況の場合—一過性のものーであることが多いかと思われます。

しかし、不眠症というのは、そういった一過性のものではなく、継続的な場合のことを指します。以下にその特徴を箇条書きで紹介します。

  • 床に入って眠ろうとしても眠れない
  • 夜中に何度も起きる
  • 眠っても熟睡感がない
  • 朝早く目覚め、その後眠れない
  • 眠りが浅い
  • 睡眠時間が短い

これらの原因と考えられるのは、明るさ、気温、騒音や振動、寝具の状態などの環境的理由、痛みなどの肉体的な理由、薬や成分(カフェイン・アルコール等)の影響、高年齢の影響が挙げられます。最近ではこれらに、ストレスによる不眠症も増え、うつ病や神経症のケースも見られるようになってきました。

不眠症の症状を解決に向かわせるための生活習慣

では、上記のような不眠症の症状をどのようにしたら、解決に向かわせることができるでしょうか。それはやはり原因と考えられるものを取り除くことが第一でしょう。

寝る時の環境を整える(照明や空調、寝具を合うものにする)、寝る前にカフェインを取らない、ストレスを溜めないよう、また発散できるようにする(眠る前の入浴やストレッチ、音楽を聴くなど)等、工夫をしましょう。あとは、昼間はできるだけ光にあたり、活発に動くことを心がけると自然に夜は疲れ、眠気を誘われるものです。

これらの生活習慣の改善に加え、医師の指導のもと漢方薬を試すとより効果が期待できそうです。以下で具体的にどのような漢方薬を処方されるのかを見ていきましょう。 

不眠症に処方される代表的な漢方薬

ここでは具体的に不眠症に効果の高いと言われる漢方薬を紹介します。

  • 酸棗仁湯(さんそうにんとう)・・・昔から睡眠薬として使われている漢方薬。精神を落ち着かせ、安らかに眠りを誘う働きがあります。滋養強壮の効果も高いとされているため、体力が衰えている高齢者などにも適しているようです。
  • 加味逍遙散(かみしょうようさん)・・・精神を安定させ、疲れを解消させる効果が期待できます。そのため、心の緊張をほぐし、ゆっくりと眠れるようになります。その他、生理不順、冷え性、便秘などにも効果が期待でき、女性の不眠症の人には適しているようです。
  • 黄連解毒湯(おうれんげどくとう)・・・比較的体力のあり、イライラすることが多いという若い人の不眠症には、効果が期待できるとされています。
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まとめ:不眠症に漢方薬を用いるメリットとデメリット

ここまで、不眠症の症状、原因、解決方法、処方される代表的な漢方薬を見てきました。

漢方薬のメリットは、副作用がほぼないということ。そして、不眠症の奥に潜む冷えや疲れ、めまいなど根本の要因から治癒に向かわせることができることです。西洋薬の睡眠薬と併用することもあるほか、睡眠薬による副作用である口の渇きや疲労などを除くために漢方薬を用いることもあります。

ただ、漢方薬のみを眠らせる薬として服用する場合、西洋薬に比べて、即効性が低いという点がデメリットとしてあげられます。

症状の深刻な人には、西洋薬と併用して漢方薬を服用し、徐々に薬を減らし、漢方薬のみにしていくという方法をとるのもいいでしょう。ただ、その割合や減らし方については、やはり専門医に尋ねる必要があります。自分で判断せず、専門医を尋ねて、診断してもらいましょう。

最後に漢方による不眠症の解決方法をおさらいしましょう。

  • 不眠症の具体的な症状を把握する
  • 寝る時の環境改善を試みる
  • それでも解決しない場合、継続的に不眠症に陥っている場合は、専門医・漢方医を訪ねる

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