不眠には漢方が効く!?リラックスした眠りへ導く漢方薬は効果抜群

漢方薬

不眠症の治療薬としては、睡眠誘導剤や睡眠改善薬などが市販されています。

医療用のものにも様々な種類がありますが、実は漢方薬にも睡眠を改善する効果のある薬があるんです。西洋医学から作られた薬には、風邪薬の成分を使って眠りを誘導するものが比較的多いようですが、常習性があり、だんだん効かなくなってしまいます。

ここでは漢方薬を使った治療や、不眠症に効く東洋医学のテクニックを説明いたします。

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東洋医学における不眠症の考え方

漢方

漢方と西洋医学ではそもそも体や病気に対する考え方が違います。漢方を利用する場合には、それにあった考え方を学んでおいて損はないでしょう。

漢方では、まず「意識」の興奮や鎮静が太陽の運行や一日のサイクルと深く関係していると考えます。昼間は「陽」。夜は「陰」。陰の時には体は落ち着いて鎮静し、陽の時には盛んに興奮するということです。このような意識のあり方は、五臓の心によって規定されています。

体の性質のことを「虚証」と「実証」という言い方で区別します。「心は神志をつかさどる」という言葉が東洋医学にありますが、これが壊れたりバランスを崩すと、意識が夜中に興奮してしまい不眠が生じてしまうというのです。この状態が続くと、体中がどんどんわるくなっていってしまうのです。不眠症はこれら「心」の病気であると言えるのです。

東洋医学では人の体の体質や状態のことを「証」といいます。体質には「実証」や「虚証」といった「からだの充実度」があるとされ、その体質に合わせて処方が変わります。実証の人には実の薬を、虚証の人には虚の薬をと言った具合に、効き目や効果の異なる処方を提示します。

東洋医学とは言い換えれば、「その人にあった薬を探すプロセス」なのです。その性質と原因を見定め、それを正すような薬を処方するのです。ですので、病気の種類ごとに薬を変えるというよりも「証(状態)」ごとに薬を処方するのです。

不眠症の証の種類

不眠症の「証」においては、八種類ほどがよく指摘されています。

  • 心火(しんか)
  • 心脾両虚(しんぴりょうきょ)
  • 陰虚火旺(いんきょかおう)
  • 心腎不交(しんじんふこう)
  • 心胆気虚(しんたんききょ)
  • 肝火(かんか)
  • 血虚(けっきょ)
  • 痰熱(たんねつ)

以上の八つです。

他の漢方の考え方によってはまた種類も増え、そのぶん処方も変わるのですが、今はこれをあげておくだけにします。

処方される薬と症状

これらのうち、もっとも多いのが「心火証」でしょう。イライラして寝付きがわるく、あれこれ考えこんで眠れなくなるなど、ストレスによる不眠の場合は多くこの「心火証」に分類されます。これには「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」という漢方薬が有効です。動悸息切れや驚きやすい方、精神的に不安定な状態の時に飲む薬ですが、不眠症にも抜群の効果があります。

他に眠りが浅く疲れやすい「心脾両虚証」には、「加味帰脾湯(かみきひとう)」、イライラして寝付けず、感情のふれはばが大きくなる「肝火証」では「抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)」などが処方されます。これらの種類は、体質や症状に合わせてたくさんの種類がありますから、市販で変える薬であっても一度は専門医にかかるとよいでしょう。

病気とはみなされない「かくれ不眠」などの状態でも、漢方薬であれば治療が可能な場合があります。

漢方はこのような人にオススメできますが、強い効き目は期待できません

 漢方薬は一般的な薬に比べて副作用がマイルドであり、また複数の症状に効きます。

睡眠薬では朝起きれないぐらい効いてしまうような方にも漢方であれば安心して服用できることがあります。また、最近の不眠症治療では、患者の状態に応じて漢方薬と西洋薬の療法を処方することが増えてきているそうです。精神的な疲労や体質的なものから来ることも多い不眠症は、漢方薬との相乗効果が期待出来るそうです。心理的な負担を減らすことも期待できます。

しかしながら、重症例を漢方薬のみで治療することは非常に難しいといわざるを得ません。自殺願望が強く暴れるような患者を眠らせるといった強い効き目は漢方薬では期待できず、また突発的な躁うつ症などにも過度の服用は危険です。

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まとめ

東洋医学では、不眠症は「心」の病気とされ、様々な状態に合わせて多数の薬が開発されています。

睡眠薬が体に合わない場合には非常に効果的に働くこともあるので、試してみる価値があります。不眠症は多く精神的な負担が多い時にかかるため、漢方薬を服用することで体の体調を整え、精神的な負担を和らげる働きも期待できます。

また、鍼灸やマッサージなどと組み合わせることでより高い効果が期待できます。漢方を扱う専門医の診療を受けてみることを薦めます。

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