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考える男

多くの人が、新たな生活や出会いに胸をワクワクさせる就職や進入学の時期。ですが、心が沈み、不安でイッパイになってしまう人たちも実は結構います。周囲からは一見判り難いその理由ですが、よくよく訊いてみると“人見知り”とのこと。実は、この“人見知り”。当人にとってはかなり深刻な問題を孕む場合も少なくないようです。

“人見知り”は、元々乳幼児期から幼少期に掛けて見せる対人現象で、知らない人が接近することに危機感を覚えるから。知らない人が次々に現れて接触しようとするのですから、ごく自然な防御反応といえます。逆に言うと、生まれて早々に万遍なく愛想を振りまく方が“かわっている”のかも知れません。とは言っても、いつまでもコミュケーションが苦手なままでは、生きていく上で損なことの多いのが現実。人見知りとの決別は、早いに越したことはなさそうです。

当欄では、自分自身を酷く苛めたり、うつ病など心の病気に陥る手前の予防の一貫として、その克服への道筋について考えてみたいと思います。自分の状態について再認識し、次のチャンスにはやってみようと思える様な、キッカケやタイミングについての話をしています。どうか気負わずに読んでみてください。

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必要以上にハードルを高くしていませんか?

ケータイ

例えば友達の数。SNSなどで友達何百人と、数をナニゲに自慢する空気ってありますよね。でも、会ったことがない、直接話をしたことがない、なんていうのは本来は友達とは呼べない筈です。互いのことをよく知らない、相談し合える関係ではない。というのもやっぱり違う。結婚式の披露宴に招く友人、招かれて参加する友人もすべてが本質的な意味での友達ばかりではないのが現実です。中には、自分と同じ様な人見知り同士が親友と呼べる間柄になる場合も結構いるようです。

このほかにも、生活の中で思い当たる自分の中の“人見知り現象”を確認してみることで、ナーバスになり過ぎず、フランクに対応してみるキッカケが色々なシチュエーションのなかで符合できるかも知れません。下に記したいくつかの“人見知り現象”をもとに、自分のケースに投影して、それぞれへの考え方や克服法について整理してみましょう。

  1. コワイ人などと思われる
  2. 消極的な人間と決めつけられる
  3. 孤独が好きと思われる
  4. 目立つことが嫌いと自分で思い込む
  5. 接客や営業は不向きと思い込む

周囲から決めつけられるのと、自分で自分を決めつけるのが一体化すると、ひとつひとつが既成事実になってしまいます。自信を失い、自分が嫌いになる負の連鎖を生じさせないためには、ひきずらないことと、それまでと違った反応にチャレンジしてみることが大切です。

1.コワイ人、エラそうな態度の人と思われる

特に初対面の女性の反応、飲み会などでもありがちですね。男女ともに概ねの理由は緊張が顔に出過ぎちゃっていることでしょう。誰でも初対面の場合は、相手から話をふってくれる方がありがたい。1対1でお互いにそれだと沈黙が長引いて、逃げ出したい空気になりがちです。このケースでお勧めしたいポイントはふたつ。コミュケーションに勝ち負けはありませんが、先手を取って話し掛ければ後は相手の言葉に合わせるのが基本なので、呆気ないくらいスムーズに会話が弾むものなのです。

もうひとつが緊張ぐせの悩み。これは結構“目からウロコ”な克服情報です。テンパっちゃうレベルまで緊張した人は、目つきや仕草、態度までが変な方向に行っちゃいがちです。これが、コワイ人と感じさせたり、この場や自分たちのことを嫌っていると思わせるサインになっているのです。他の人が話をしても、ずっと黙ったままでいれば、もはや決定的なものと判断されてしまいます。でも、ホントウは違いますよね。

知ってほしいのは、(顔)より(言葉)ということです。コワイとかカワイイとかは好みの問題。同じ人をクールとか子供じみている、と感じる人だっているのです。但し、沈黙はNG。少なくとも話の輪から外れてスマホを眺めるようなことはタブーです。あんな連中のツマラナイ話なんかはゴメンだ。と言っているようにも見えかねません。一言しゃべって、後は聴いて、相づちを打っていれば自然に会話は続くものなのですから。

2. 消極的な人間と決めつけられる

小学校でも、成長過程である児童の性格を(活発で積極的)な存在と(消極的で目立たない)存在に乱暴に二分してしまう、質の悪い教師がいるようです。学級管理がラクなのでしょう。人間を扱う職責に、あってはならない短絡的な思考です。読者の中には“人見知り”を自覚してはいても、(何にもない人)みたいに思われれば、それは違うと胸の中で訴えてきたこと、ありますよね。家族と話すときはものすごくオシャベリだったり、我を張ってしまったり。ところが学校や会社では真反対の自分になってしまう。趣味もあるし、好きなことは積極的に行動したり情報を仕入れたりする。

それでも、中には(ネクラ)なんていう自分評を耳にすると(それが自分だから)と意固地になってしまう人がいますが、そう言っているうちは、“人見知り”は解消も克服もしないでしょう。本来の自分を、裏表なく出して生きることを望むことこそが、克服の大前提です。「言いたいのに発言できない」それは消極的なのではなく、発言のキッカケをつかむのが苦手と言った方が正しい。発言も行動も、小さな変化ひとつで周囲の印象は一変するものです。恐がらず、トライしてみましょう。

3. 孤独好きと思われる

「あの人は孤独好きだから…」なんていう自分への噂があるとします。そう言っている人の心理には、自分は社交的で友人も多いのに、あの人は可哀想だという優越感と、変わり者というレッテルをつけて笑う差別的意識が些か潜んでいるかもしれません。この話は、深く重いものに成りがちなので、言及は留めておきますが、当欄の結論から言えば「孤独な時間も必要」です。孤独を恐れて交友を広げた人が、孤独に押しつぶされてしまうのもこの時代の現実です。人間社会で強く生きていく上でも、少しの孤独な時間は精神性を高める。つまり大人に必要な時間と言っていいでしょう。

また、見方によっては孤独でも何ら支障なく生きていけるのが現代社会です。周囲が思う程寂しくないし、結婚年齢の上昇にもその一因があるかも知れません。しかし、知らない、経験しないで孤独を貫く生き方が合理的とは言えない筈です。虚飾の交友によりも孤独を選ぶことはある種崇高な精神性と言っていいかもしれません。それでも、まずはしっかりとしたコミュニケーションを充分果たした上で判断すべきです。人見知りがきっかけで生涯孤独というのでは、悲しい、無為な人生にもなりかねません。

4.目立つことが嫌いと自分で思い込む

「昔は人見知りでした…」俳優、タレント、プロスポーツ選手のインタビューで幾度も見聞きした言葉です。取材されるくらいなので、その世界の第一線で活躍している方ばかりです。彼らの共通点はもうひとつ。それは、決して引っ込み思案ではないことです。ここ一番という判断で、飛躍の気運を一気に高めるようなチャンスをモノにしたということ。前々項でも記しましたが、キッカケをつかむ。キッカケをモノにする。そのタイミングを見極めるという意識だけは決して忘れないでください。キッカケが難しいなんて一切思わないことです。

初めて自転車に乗れたのと同じようなもの。ここなかっていうときにグンッとペダルを踏めばいいんです。人見知りを克服するというのは、毎日の暮らしから様々な可能性の幅を広げるためでもある。自分の世界を狭め、自分の可能性も狭めていた“人見知り”から自分自身を解放するために…。そう考えると一気にモチベーションがアガリませんか。

5.接客や営業は不向きと思い込む

ことわざに“好きこそ物の上手なれ”というのがありますが、現実にはそうはいかないものです。蕎麦やラーメン好きが高じて脱サラ開業をしてみても、組織立った競合店に太刀打ちするのは至難の業。反対に、売上げトップの実績を誇るセールスマンがいかにも社交的かといえば、案外地味な印象の人が多かったりするものです。違いはプロ意識のレベル差。自分から話が出来さえすれば、勝負は互角です。

笑顔がウリ。話が面白い。でも問題は仕事、ですよね。商品知識の深さや確実な連絡、速やかな処理が次に繋がるのはビジネスの原理原則。それに、人物としては落ち着いた印象の方が顧客の信頼感も得やすいようですし、笑顔もごく自然なものになるでしょう。(人見知り=接客業や営業は不適格)と考えるのはナンセンス。上っ面で判断する程、世間の見る目は甘くありません。もちろん、人見知りもウリにはなりませんが。

「人見知り」は案外うまくいく
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まとめ:

“人見知り”を自認するたくさんの人には、その程度にかなりの幅があります。自分から話し掛けるのが少し苦手といったレベルから、(人見知り〜人間嫌い〜可能性の狭い人生)という不合理な生き方を歩んでしまうレベルまでありますが、それらは一概に対処すべきことでもなく、同時に度過ぎた不安を募らせるべきものでもありません。当記事では、混在しがちな “人見知り”と“性格”を切り離し、自分の思い込みや周囲から見られる実態を探りつつ、“人見知りの気付き”から、克服に資する情報として構成したものです。

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