椎間板ヘルニアの症状とタイプ

腰

椎間板ヘルニアという言葉はよく聞きますが、どのような症状なのか詳しいことは分からないという人もいるのではないでしょうか。椎間板ヘルニアの症状にはどのようなものがあるか紹介します。椎間板ヘルニアには、2つのタイプがありますので、これも合わせて紹介します。

いざ腰痛になったとき、ここで紹介した症状で当てはまるものがあるならば、椎間板ヘルニアの可能性があります。椎間板ヘルニアを早期発見・早期治療をするためにも、基礎知識として知っておくのもいいですね。

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椎間板とは?

腰の痛み

人の背骨は、24個の骨で構成されています。椎骨と椎骨の間には、クッションの役目をしている椎間板という、軟骨の一種があります。さらに、椎間板は、周囲の硬い部分である繊維輪と、中心部分の髄核で構成されています。

椎間板ヘルニアとは?

ヘルニアとは、臓器の一部が本来あるべき腔から逸脱した状態のことです。

椎間板ヘルニアとは、繊維輪に亀裂が生じ、髄核が線維輪を破って飛び出してしまうことを言います。飛び出した椎間板が、神経根などを圧迫することで、激しい痛みやしびれなどの症状を引き起こします。

年齢層としては、30~50歳代に多く見られます。男女比では男性に多く、職業ではデスクワーク・軽作業・重労働など問わず、学生や主婦など全ての職業に見られます。

椎間板ヘルニアの症状

椎間板ヘルニアの代表的な症状には、次のようなものが見られます。

  • 片側の下肢痛。(臀部から足にかけて、激痛が走ることが多い。)
  • せきやくしゃみでも激痛が起こる。
  • ヘルニアが巨大な場合には両側に症状が出ることもある。
  • 坐骨神経痛
  • 腰痛
  • 腰から足先にかけてのしびれや痛み
  • 感覚障害
  • 冷感
  • 筋力の低下
  • 重度の場合には排尿障害なども現れる。

○椎間板ヘルニアでの自覚症状
椎間板ヘルニアになると、次のような自覚症状が現れます。

  • 立っているとすぐにつらくなる。
  • 15分程度の時間でも、椅子に腰かけているのがつらい。
  • 30分以上歩くと腰が痛くなったり、下肢にビリビリとした痛みがあったりする。
  • 前かがみの姿勢で痛みが強くなる。
  • 下肢の一部に触っても感覚が鈍い。
  • 座った状態から立ち上がるのがつらい。
  • 膝を伸ばした位置での下肢の持ち上げが難しい。

一般的な症状でよく見られる症状の変化としては、腰痛から下肢のしびれ、下肢の痛み、下肢の筋力低下という順に進行していきます。

椎間板ヘルニアのタイプ

椎間板ヘルニアには、大きく分けて2つのタイプがあります。

①脱出型

椎間板は、柔らかい髄核を、硬い繊維輪で包んで保護しています。繊維輪は硬いのですが、あまり無理をさせると亀裂が入ることがあります。繊維輪に亀裂が入り、そこから中の髄核が線維輪を完全に飛び出すものは、脱出型のヘルニアです。この場合、激しい症状のわりに、数か月で症状が軽くなります。

②膨隆型

ずっと同じ姿勢でいると、腰椎はいつも同じ重量を受け続け、髄核も上からの重力で押され続けて繊維輪に圧迫を加えます。すると、圧迫に耐えられなくなった繊維輪の一部が変形して突出することがあります。繊維輪に亀裂がなく、髄膜が繊維輪から飛び出さず、髄核と繊維輪が一緒に膨れ出るものは、膨隆型のヘルニアです。この場合は、長引くケースが多いです。圧迫量は脱出型より少ないので、症状が弱いです。

身体の傾きと神経根の圧迫の場所の関係

一般的に内側と外側、どちらから神経根が圧迫されるかによって、身体の傾き方が違います。これは、身体が痛みを回避するために無意識に現れるものです。

神経根の外側を圧迫している外側性ヘルニアの時には、身体は痛みと反対側に傾きます。

神経根の内側を圧迫する内側性ヘルニアの時には、身体は痛む方に傾きます。

椎間板が真後ろに向かって脱出するため、背髄神経本体を圧迫する中心性ヘルニアの時には、腰を丸めた状態で痛みが強くなります。

椎間板ヘルニアの症状の1つである坐骨神経痛とは?

坐骨神経痛は、病名ではなく、その症状の名称です。坐骨神経の経路と分布領域に痛みがあるものが、坐骨神経痛と呼ばれるものです。

坐骨神経痛の症状は、お尻や足へのビリビリとした痛みや、お尻・大腿後面・下腿外側や後ろ、足の甲辺りまでがしびれたり、疼痛になったりするということが挙げられます。

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まとめ:椎間板ヘルニアと思ったら、きちんとした治療を行おう

椎間板ヘルニアの場合、脊髄が通っている傍で症状が起こっていますので、脊髄が損傷してしまうと下半身の麻痺など重大な後遺症を残す場合があります。そのため、ただのぎっくり腰と油断せず、痛みがある場合にあhきちんとした治療を行いましょう。

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