半球睡眠をする動物と人間が半球睡眠をとることができない3つの理由

大仏

私達人間は、必ず眠ります。1日や2日の徹夜で眠らないという方はいらっしゃるかもしれませんが、基本的に毎日眠るというのが、私達人間です。しかし地球上には、身体の一部分だけを眠らせることが可能な「半球睡眠」をとることができる動物がいるのをご存知でしょうか。それは、イルカや渡り鳥です。人間もこのようなことができると、生産性は上がり人々の生活は変わるといれています。

しかし私達の身体は、「半球睡眠」をとることができません。本記事では、半球睡眠とはそもそもどんなものなのか、また私達人間が半球睡眠をとることができない3つの理由をご紹介します。

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そもそも半球睡眠ってどんなもの?

イルカ

私達人間は、どれほど眠らずに起きておくことができるのか、過去に不眠記録を作った人々はたくさんおりました。その中でも、ギネスでの不眠記録は266時間とされています。しかしその後、やはり不眠記録を作った方は、長い眠りをとったといわれています。このように、やはり睡眠は、私達によって必要不可欠なものです。しかし、半球睡眠をとることができる動物は、なぜ長いこと完全に眠らないことができるのでしょうか。

半球睡眠をとることができる動物とは、前述でも述べた通り、イルカや渡り鳥などです。イルカは、片目を閉じた状態で眠ることができます。特に、子供がいる親イルカは、開いている方の目で子イルカをしっかりと見て、もう片方の目は閉じており眠っている状態にあるとされています。また、長時間空を飛び続ける渡り鳥も、完全に眠ってしまうと墜落するため、半球運動により完全には眠らず半分寝た状態で空を飛び海を越えているとされています。

なぜこのようなことが可能なのでしょうか。次に、半球運動のメカニズムについてご説明します。

半球睡眠のメカニズム

半球睡眠の状態とは、簡単に述べると、左右にあるそれぞれの大脳のうち片方が寝ている状態、そしてもう片方の脳が起きている状態にあるといわれています。左目を閉じることで左の大脳が眠りにつき、右目を開けていることで右の大脳は起きている状態にあるのです。そして、その逆もまた然りです。

イルカは、子供を外敵から守れるよう、このように半球睡眠をとっていたのですね。そして、更に渡鳥はこの半球睡眠をとりながら、数秒間完全に眠って下降し、地面に落ちる瞬間に目を覚ますということもあるようです。半球運動は、両者ともに子孫を残すため、生きていくために行なう睡眠方法だったのですね。

では、私達人間は半球睡眠をすることはできないのでしょうか。地球上の国では、半球睡眠が可能な人間を育て、兵士として利用するという研究を行っているところもあるようです。しかし、現在のところ私達人間は、半球睡眠をすることはできないとされています。それはなぜなのでしょうか。次に、その3つの理由をご紹介します。

人間が半球睡眠をすることができない3つの理由

私達人間が、半球睡眠をすることができない3つの理由とは、次の通りです。

  • 睡眠とは疲れた筋肉の疲労をとるものであるため
  • 成長ホルモンが分泌されるのが睡眠中であるため
  • 睡眠中に記憶の処理をしているため

では次に、上記の3つの理由について詳しくご案内します。

睡眠とは疲れた筋肉の疲労をとるものであるため

そもそも、私達が睡眠をとっている間、体にはさまざまなことが起こっています。その中の1つが、疲れた身体を癒すという働きです。日中起きて身体を動かしていると、知らず知らずのうちに疲労物質が身体にたまっていきます。私達人間の身体は、眠っている最中は、その疲労物質を除去しているのです。そのため、しっかりと眠らなければ、身体の疲労をとることができないのです。

成長ホルモンが分泌されるのが睡眠中であるため

私達人間が寝ている最中に分泌されるのが、成長ホルモンです。このホルモンは、身体の成長だけではなく、身体の臓器や骨、また肌の修復のために分泌されるホルモンです。そのため、しっかりと睡眠をとらなければ、健康を維持することができません。それが、私達人間の身体の仕組みなのです。

睡眠中に記憶の処理をしているため

私達がたまに見る夢、それは記憶の処理をしているという説があります。これは、1985年に提唱された説です。起きている最中に起こっていることが、夢にあらわれ初めて記憶として定着するという説です。夢の中には、なぜあんな夢を見たんだろうと疑問に思うものありますが、もしこの説が正しい場合、記憶の処理をするための睡眠はかかせないものになりますね。

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まとめ:半球睡眠は進化の証

本記事では、半球睡眠とはそもそもどんなものなのか、また私達人間が半球睡眠をとることができない3つの理由をご紹介してきました。もう1度、その3つの理由をご紹介します。

  • 睡眠とは疲れた筋肉の疲労をとるものであるため
  • 成長ホルモンが分泌されるのが睡眠中であるため
  • 睡眠中に記憶の処理をしているため

私達人間が、半球睡眠をすることができない結果としては、やはり「脳」の作りが違うためということになってしまいます。しかし、私達人間は、外敵に狙われる心配もありませんし、長時間眠らずに海を超える必要もありません。半球睡眠をする動物達は、何百年もかけて生き残るために進化した証だといえるでしょう。やはり私達人間は、しっかりと毎日の睡眠をとることが得策といえますね。

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