ぎっくり腰とヘルニアの違い

腰痛に代表される症状と言えば、ぎっくり腰から始まって坐骨神経痛や腰椎椎間板ヘルニア、腰椎すべり症などがありますが、これらの違いとは一体何なのでしょうか?

ぎっくり腰の症状で診察を受けたら、ヘルニアと診断されたという方が結構いらっしゃいますが、今回はこの違いとは何なのかについて説明をしていきたいと思います。

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ぎっくり腰とは何?

まずは、ぎっくり腰について詳しい説明をしていきましょう。

ぎっくり腰は急性腰痛の総称

実は、ぎっくり腰というのは病名ではなく、症状のことを言い表します。何らかの原因で球技黄な腰痛を発症することをぎっくり腰と言います。

ですので、ぎっくり腰の原因には様々な病気が考えられるという事になります。最も一般的な病気には急性筋膜炎症などが挙げられますが、そのほかにも色々な病気が原因があるという事です。

ぎっくり腰の正体

ぎっくり腰の正体はいくつか挙げられますが、まず一つ目が脊椎から腰椎に関する問題から発症していることが挙げられます。代表的な病名には腰椎すべり症・腰椎分離症・椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症などがあります。これらは脊椎や腰椎内を通っている神経に障害を及ぼす病気で、神経を圧迫したり傷つけてしまった場合などに発症する病気です。

二つ目は、腰の関節付近の筋肉や筋肉に通う神経を損傷したり圧迫したりすることで発症する病気です。一般的なぎっくり腰で最も多い症状がこれですが、筋膜の損傷などで急激に炎症を引き起こしたりすることでぎっくり腰になります。

三つ目には内臓疾患などから発症する関連痛が挙げられます。これは通常急激な痛みを発症することは珍しいのですが、稀に臓器の疾患が急激に悪化するとぎっくり腰のような急激な腰痛として痛みを発症することがあります。

ぎっくり腰の原因を見分けるには

ぎっくり腰の原因をレントゲンで詳しく検査するのは難しいと言われていますが、MRIなどの精密検査でどの箇所にどのような障害があるのかを診断することができます。もちろん症状の発症している場所や種類によってはレントゲンでその原因を特定することができる病気もあります。

また、上記に挙げた病気は原因が見つかっても必ずしも症状を発症しているとは限らず、ぎっくり腰の診察を受けたら偶然見つかったものの、ぎっくり腰そのものは単に筋肉の炎症であったというケースも数多くあります。

いずれにしても、原因を特定するにはちゃんとした検査を受けなければならないという事が言えます。

ヘルニアはどんな病気?

では、ぎっくり腰の原因にもなっている椎間板ヘルニアとは一体どのような病気なのかを見ていくことにしましょう。

ヘルニアの原因

そもそも椎間板というのは、骨と骨がくっついている関節をお互いに傷つけてしまわないようにする為のクッションのような働きをしています。

人の体は動くことで骨同士の位置関係が変わったり力が加わって圧迫したりしますが、これらの動きで骨に傷が付いたり神経を傷つけたりしてしまわないようにしてくれているのが椎間板です。

この椎間板というのは成人するくらいまでは発達しますが、それを過ぎると年齢を重ねるとともに徐々に老化していく傾向が見られます。年を追うごとに常に負担がかかっている部分がすり減ってきたり、あるいは破れたりして突き出たりして来ることがあります。そうすると、その部分が痛みを発症したり突き出た部分が神経を圧迫したりして痛みを発症するようになります。

ぎっくり腰の原因がヘルニアの場合、このように椎間板にみられる異常によって急激に神経を圧迫し始めているという事が考えられます。

ヘルニアの症状

ぎっくり腰の痛みは激痛だという事はよく知られていますが、ヘルニアの発症によって感じる痛みもまた激痛だと言われています。

他のぎっくり腰の原因との症状の違いには痺れのような症状があり、腰や背中からお尻にかけてのいずれかの部位に痺れを伴った痛みを感じるのが特徴だと言われています。

また、ぎっくり腰が治ってきていても痺れだけが残る場合や感覚が鈍くなっている場合には、椎間板ヘルニアが原因だという可能性がより一層強くなります。

また、感覚が鈍くなる場合には同時に手足の冷えを感じる場合も多く、このような症状が続いたら一度詳しい検査を受けておく必要があります。

ヘルニアの治療

実はヘルニアにはさらにその症状に様々なものがあり、人によって全く異なる場合が多くその原因によってまた治療方法も異なります。一般的には日常生活の改善をしながら投薬治療を行ったりリハビリで改善していくのが初期段階での治療になりますが、これらの段階治療を施してもなかなか開演がされない場合には手術を勧められることもあります。

ヘルニアは一度かかってしまうと完治できない病気です。すり減ったり押しつぶされた椎間板は、その負担を軽減することはできても完治することは不可能だとされているからです。

医師の診断に従って、段階治療を進めていくことが椎間板ヘルニアを乗り越える最短の道のりだという事を知っておきましょう。

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まとめ:ヘルニアはぎっくり腰の原因の一つ

ぎっくり腰について、またヘルニアについてその症状や原因を説明してきましたが、ヘルニアはそれが病気の一つでもあると同時にぎっくり腰の原因の一つだという事がお分かりいただけたと思います。

ヘルニアに限らず、腰椎を発症する病気は放っておくと後々大変な症状に発展してしまうものもありますので、ぎっくり腰の予防もかねて普段から健康にはしっかりと気を付けておくようにしましょう。

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