放っておけば命に関わる!?外鼠径ヘルニアについての基礎知識

赤ちゃん

外鼠径ヘルニア(がいそけいへるにあ)という病気があります。

この外鼠径ヘルニアという名前は馴染みはあまりないかもしれませんが「脱腸」という言い方では比較的よく知られています。外鼠径ヘルニアは乳幼児に多いものの成人も罹患します。

そして外鼠径ヘルニアは命にも関わりますので早期に手術を受けるべき病気です。本稿ではこの外鼠径ヘルニアについての知識をまとめています。

スポンサーリンク

乳幼児に特に注意したい病気の1つ・外鼠径ヘルニア

赤ちゃん

単に「ヘルニア」と聞くと、多くの方はいわゆる椎間板ヘルニアを想起されるのではないかと思われます。また、ヘルニアは成人などある程度年齢が進んでから患ってしまうものというイメージが多いのではないかと思われます。

しかし、ヘルニアとは、本来的には、体の組織が本来あるべき位置からはみ出している状態を指します。この正確な意味でのヘルニアは必ずしも椎間板にだけ生じるわけではありません。

そして、ヘルニアの一種として腸の一部が外にはみ出してしまうという症状があります。一般には脱腸という言い方で定着している病気です。脱腸という一般的に利用される言葉からも推測されるように、腸が本来あるべきところからずれてしまっている状態が生じることがあります。これを鼠径ヘルニアといいます。

鼠径ヘルニアにはいくつか種類がありますが、その中でもっとも罹患してしまう方が多いのが外鼠径ヘルニアです。外鼠径ヘルニアは遺伝等の関係から乳幼児に非常に多い傾向がある病気です。(成人でもなることはあります)

外鼠径ヘルニアは放っておけば命に関わります。乳幼児の病気として注意したいものの一つということができます。

外鼠径ヘルニアの症状

外鼠径ヘルニアは、生殖器の周辺に問題が生じてしまう症状です。男性の場合には睾丸の血管など、女性の場合には子宮を前方に引っ張る靭帯(内鼠径輪)の隙間から、腹膜をかぶったまま腹内の内容物が出てきてしまうのが外鼠径ヘルニアの症状です。

これは当然、正常な状態ではないので身体に異常が生じます。具体的には、太ももなどに「何か出ている」という違和感が生じます。乳幼児の場合にはその違和感をうまく表現できないこともあります。

そして、腹痛や腫れがひかなくなるなどの症状へつながります。早急に手術をしなければ生命に関わってしまうこともあります。このようにして外鼠径ヘルニアは命にも関わる重病ですので、その治療が必要です。

外鼠径ヘルニアの治療は手術が中心

外鼠径ヘルニアであるかどうかは問診・触診でほぼわかります。外鼠径ヘルニアは体の構造的な疾患となるので、手術以外では治療法はありません。そのため、外鼠径ヘルニアの治療方法はずばり手術ということになります。

外鼠径ヘルニアに対する手術としては、様々な手術法がありますが例えばメッシュプラグ法などと呼ばれる手術法があります。これは、プラグ(栓)を挿入し腸が出てくるのを防ぐという手術法です。

外鼠径ヘルニアに対する治療法は手術が中心ですので、基本的には入院をして行うことになります。しかし、最近では医学技術の進歩に伴い、外鼠径ヘルニアの日帰り手術なども可能となってきています。

外鼠径ヘルニアに対して手術を行い、その後、傷をチェックして問題がなければ終了となるというタイプの手術・治療法です。

外鼠径ヘルニアに対するマイナスイメージとその克服の重要性

外鼠径ヘルニアについては、ややマイナスのイメージがある傾向があります。つまり、「脱腸」などという言い方が否定的なイメージをもたらし、病院での治療を遅らせることにつながることがあります。

しかし、外鼠径ヘルニアは遺伝が原因で乳幼児がなる場合意外、つまり成人がなる場合には、年齢や職業などによっては誰もが罹患してしまう可能性がある病気なのです。具体的には、お腹に負担・力を入れる仕事を継続する方、女性など便秘で力むことが多い方、男性で前立腺を患っている方、妊婦の方(腹圧が高くなります)など様々な方が外鼠径ヘルニアにはなってしまう可能性があります。

そして外鼠径ヘルニアは放っておけば命に関わってしまいます。太ももなどが腫れて違和感がある場合には外鼠径ヘルニアの可能性を考え、マイナスのイメージを捨て外科などを早期に受診されることが大切です。

まとめ:外鼠径ヘルニアについてのポイントのまとめ

以上、本文で述べました外鼠径ヘルニアについてのポイントをまとめますと以下のようになります。

  • 外鼠径ヘルニアとは、俗には「脱腸」などと呼ばれています。つまり男性の場合には睾丸の血管など、女性の場合には子宮を前方に引っ張る靭帯(内鼠径輪)の隙間から、腹膜をかぶったまま腹内の内容物が出てきてしまう症状をいいます。ほうっておけば命に関わる病気です
  • 外鼠径ヘルニアは遺伝を理由として乳幼児などに多い病気ですが、成人の方でも、お腹に負担・力を入れる仕事を継続する方、女性など便秘で力むことが多い方、男性で前立腺を患っている方、妊婦の方などが罹患しやすい病気です
  • 外鼠径ヘルニアは「脱腸」などと言われ、やや否定的なイメージもありますが、誰でもかかる可能性がある病気であること、ほうっておけば命に関わることからしっかりと手術を受けることが大切です

スポンサーリンク

iGotitに「いいね!」をください

iGotitはあらゆる「ハウツー」を発信する新しいメディアです。今までのどのメディアよりも、あなたが「なるほど」と思える質の高い情報を発信していきます。
いいね!を押して、iGotitを応援してください!

Twitterでフォローしてください

iGotitの注目記事の更新情報はTwitterにてお届けいたします。是非iGotitのTwitterアカウントをフォローして頂き、あなたの生活を豊かにする情報を手に入れて下さい。

Comment