不安を解消するだけじゃない!デパスのさまざまな効果と注意点

薬を飲む女性

「なんだか気分が晴れない」「気持ちが落ち込んで…」デパスというと、このような不安や緊張をおさえるだけの薬だと思っていませんか。

しかし、デパスは、抗不安作用の他にも睡眠障害や偏頭痛、胃潰瘍などさまざまなことに効果を発揮します。

そこで本記事ではあまり知られていないデパスの効果を3つにわけてご紹介していきます。デパスという名前を聞いたことのある方は、ぜひ本記事を読んでデパスについて知っていきましょう。

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デパスの効果

女性

デパスの効果はさまざまなところに現れ、ときには万能薬とも揶揄されます。

この薬は、脳の神経受容体「BZD受容体」に結合する作用のある薬です。大脳辺縁系や間脳視床下部に作用するチエノジアゼピン系のマイナートランキライザー(緩和精神安定剤)とされ、主に抗不安や心身安定に使われます。日本で開発され、同種薬の中では安全性が高く、耐性や依存も少ないとされています。

このような効果のあるデパスですが、代表的なうつや不安以外でも処方されることがあります。いったい、どのような症状に効果があるのでしょうか。

デパスの効果を症状ごとに大きく3つに分類しました。

  1. 不安や緊張の緩和
  2. 睡眠の改善
  3. 体の異常の緩和

これらをひとつずつ詳しくみていきましょう。

デパスの効果①不安や緊張の緩和

デパスを使用するもっとも多くの人が、この落ち込みの改善を目的としているのではないでしょうか。主に自律神経失調症、不安神経症、更年期障害、パニック障害などの不安や落ち込みを改善してくれます。うつ病で不安が強いときにも処方されることがあります。

デパスは効果がおだやかなのに即効性があり、かつ効果は2時間程度で切れるため、頓服薬としても使用されています。パニック障害の症状が出たとき、大事な会議の前や人との雑談が緊張するといった人が使う人ことも多いでしょう。

デパスの効果②睡眠の改善

デパスは神経の興奮や不安を鎮める効果のあるエチゾラムを主成分としています。そのため、「眠らなければ…」といった不安や神経の高まりが強くて眠れないときには効果を発揮します。

穏やかに効き、安心な面が多いので軽度の不眠の人にはよく処方されます。効き目が短時間で切れるので、朝には薬効が切れて目覚めがよいともいわれます。もしデパスの効果を感じられないようなら、マイスリーやレンドルミンなどの睡眠導入剤に変更も視野にいれておきましょう。

デパスの効果③体の異常の緩和

デパスは不安やストレスが体の症状となって現れる心身症にも効果を発揮します。

代表的な心身症の症状として、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・過敏性腸症候群・気管支ぜんそく・高血圧・偏頭痛・更年期障害などがあげられます。これらの症状はストレス以外が原因になることもあり、デパスを飲んだとしても効果があるのか判断が難しいところです。

そこで、心身症の主な自覚症状として、下記のようなものを上げてみました。

  • 呼吸が苦しい
  • 脈が早い
  • 吐き気がする
  • 食欲がない
  • 胃が痛む
  • 急な下痢や便秘をおこす
  • めまいや頭痛がする

めまいや頭痛がする
このような症状があるときは、自分に無理なストレスがかかっていないかを振り返ってみましょう。心身症は精神そのものには異常が出ないため、気付かないことがよくあります。しかし、このような症状が続くと精神にも支障をきたす恐れがあるので、早めに対処をしましょう。

デパスを正しく使用するには

デパスは大変人気の高い薬で、同じような成分の後発薬(ジェネリック医薬品)も多く出されています。また、今ではインターネットなどで個人が購入できるようになり、使用機会は今まで以上にあがっています。

しかし、それだけ手に入りやすくなると誤った使用法をする人も出てきます。そこで、デパスを効果的に使うために、注意すべき使用法を2つあげました。

副作用を知る
いくら作用がおだやかで安全性が高いといっても、デパスは医薬品です。もちろん副作用もあり、適当に飲んでいいものではありません。

睡眠薬や筋弛緩の目的で使われるものなので、使用中に眠気やふらつき、集中力の低下などがおこることがあります。薬効は6時間程度なので、その間は車の運転など危険な作業は控えましょう。

また、抗精神病薬と併用している場合、まれに横紋筋融解症や筋のひきつり、間質性肺炎、肝障害などの重篤な障害をおこすこともあります。他の薬を飲用している場合は医師の判断を仰ぎましょう。

使いすぎに気をつける
心身症のように症状が出るものは、不快な症状が消えるまでの短期間の飲用なので、あまり問題にはなりません。しかし、精神的なものだと、薬に依存してしまい次第に量を増やしていったり、長期間使用するケースも出てきます。そうすると、薬の効き目が悪くなる、デパスがなくてはいられないといった弊害を生むことになります。

デパスの1日使用限度量は3mgです。神経症やうつの症状だと1mg×3回、心身症だと0.5mg×3回、睡眠の改善のために飲むなら1~3mgを就寝前に1回服用するのが一般的とされていますが、症状や個人差もあるので飲む量を医師と相談して決めましょう。

まとめ:さまざまな効果のあるデパス

ここまでで、3つの効果が期待されるデパスについてと使用法をご紹介してきました。いまでは身近な薬となったデパスには不安や緊張を抑えるほかに、睡眠や心身症の改善にも効果があることがわかりました。

副作用も少なく、安全性の高いデパス。この薬と上手につきあうには、きちんと使用法を守ることが大切です。本記事が少しでもあなたの知識のお役にたてれば幸いです。

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