デパスとアルコールを同時に飲むことの危険性

夜のライト

「ストレス発散に飲みに行こう」「久しぶりにみんなで飲もう」このようなことは誰でも言ったことがあるでしょう。成人すると社会で酒の付き合いも増え、特に季節の変わり目や年末年始はアルコールを摂取する機会が多くなります。

しかし、このアルコール摂取、やり方を間違えればとんでもないことを引き起こします。

よくニュースでも急性アルコール中毒になる、アルコール依存症になると言われますが、その中でもあまり知られていないのがデパスなどの抗不安薬との関係です。たかだか薬程度で…と思っていたら大間違い。デパスやアルコールの仕組みを知り、正しく摂取することこそが自分も周りも満足できる方法なのです。

そこで、本記事では、アルコール摂取の利点や危険な飲み方についてご紹介していきます。アルコールが好きでよく摂取する方、デパスを使用している方は、ぜひ本記事を参考にアルコールとよい付き合いをしていきましょう。

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アルコールの効果

アルコールというと、依存症や中毒など悪い面がクローズアップされますが、適切な量を取っていれば、ストレス発散だけでなく体にとっても良い効果を与えてくれます。

適度な量のアルコールがもたらす効果は下記の通りです。

  • コミュニケーションが円滑になる
  • ストレスが発散される
  • 食欲が増進する
  • 血行が良くなる
  • 善玉コレステロールの増加

この他にも、北欧で50代以上の男女の定期的な飲酒習慣が、心筋梗塞などの冠状動脈疾患を防ぐという調査報告がされています。

適正なアルコール摂取量は「飲酒量(ml)×0.8×度数(%)÷100」で20ほどです。ビールなら中瓶1本、日本酒なら1合、ウイスキーはダブル1杯が適正量です。詳しくはアルコール健康医学協会のサイトをご覧ください。

アルコールの危険な飲み方

適正量を正しく飲めば問題はないアルコールですが、間違った飲み方で3つの中毒性精神障害を引き起こします。それらの中毒性精神障害を詳しくご紹介していきます。

①急性アルコール中毒

寝込む女性

新学期によくニュースになるのが急性アルコール中毒です。いわゆる「一気飲み」などで短期間に血中アルコール濃度が上がることで、小脳の中枢神経の働きが鈍り酩酊状態になるものです。

アルコールの血中濃度が適正量であれば、普段抑えていた抑制がとれて活発になります。しかし、ある程度の量を超えると体が鎮静方向に傾いて、小脳の働きが低下します。その結果、思考力低下、呂律が回らない、まっすぐ歩けないといった身体機能から始まり、酷くなると昏睡状態になり、意識障害や呼吸障害で死亡することもあります。

どのくらいで急性アルコール中毒になるのかは、個人のアルコール代謝能力によって違います。体調やそのときの環境によっても変わってきますので、その場の雰囲気に流されず、自分の気持ちのいいと思えるところで止めておきましょう。

②アルコール依存症

ストレス解消のためにと長期にわたって過剰にアルコールを摂取し、やめられなくなることです。アルコールは一時的にストレスがなくなったかのような錯覚を感じるため、強いストレスから意識をそらそうと飲用を続けてしまい、いずれはアルコールが切れると禁断症状としてイライラ、手の震え、発汗、不眠の症状が現れます。酷くなると幻覚をみる、でたらめな作り話をするなどの異常行動をするようになり、脳や肝臓、胃腸に大きなダメージを与えます。

アルコール依存症は、性格や人格が関係していると思われがちですが、これは薬物依存と同じく、脳の働きによるものです。期間が短くても、アルコール依存症になる人はいます。アルコール以外のストレス解消法をみつけ、たしなむ程度に抑えるほうがいいでしょう。

③病的酩酊

アルコールがある程度入ると寝てしまうことが多いですが、なかには酩酊して周りの人にけんかを吹っかけたり、もうろうとして自分が何をしているか分からない状態になることもあります。また、酩酊中や酔いがさめる頃に興奮して暴力を振るうこともあります。

実は、この病的酩酊と関係が深いのがデパスです。デパスは体の鎮静や緊張をとる作用のある薬ですが、前述したとおり、アルコールにも同じ効果があります。デパスとアルコール、二つの相乗効果によってより効果が高まってしまい、通常の酩酊以上に思いがけない行動に出ることがあります。

デパスを摂取して1~2時間程度しか経っていないときは、たとえ少量のアルコールでも、飲み会の席での暴力行為や暴言、フラフラとして周りに迷惑をかけてしまう、家に帰ってからの行動が滅裂、次の日の記憶がないなどの状態になりやすく、同時摂取は控えなくてはいけません。

デパスには抗不安薬としての役割以外にも、筋肉の緊張をとる、胃腸の働きを整えるなど体にも作用するので使用している人は多いのではないでしょうか。デパスの血中濃度は摂取後3時間で最も高くなります。アルコールをとるときには、デパスの飲用時間を考慮した計画を立てましょう。

もし、どうしてもデパスを飲まなくてはつらいということでしたら、思い切ってその時間はアルコールを飲まない決断も必要です。デパスと伝えなくても、肩こりや頭痛に効果のある薬なので、痛み止めを飲んでいると伝えたり、車で帰らなくてはいけないと言って断ることも大切です。

デパスに限らず、薬とアルコールの同時摂取は、副作用が強く出たり、効果を消してしまうことがあります。薬を常用している人は、周りに迷惑をかけないよう、アルコールの摂取タイミングを考えましょう。

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まとめ:アルコールとよいお付き合いを

ここまででアルコールの利点や危険な飲み方、デパスとの関係をご紹介してきました。適度なアルコール摂取は毎日を快適なものにし、生活の活力となります。しかし、過剰な摂取や無理な飲用、デパスなどの薬との同時摂取は、周りにも自分にも悪い影響しかもたらしません。

全くアルコールを取らないというのも味気ないし、かといってデパスなどの薬の飲用を止めるわけにもいきません。そこで、ぜひ本記事を参考にして、楽しいお酒との付き合いをしていきませんか。あなたの毎日の生活が潤いのあるものになるよう、本記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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